今まで出会った子どもたち
こういった本を読んでいると、取り止めもなく、今まで出会った子どもたち(自分の子ども、塾の生徒など)の色々な「症状」が浮かんでくる。
ただそれはきっかけがあると思い出すものなので、どこかに書き留めておかないと、すぐには取り出せない。
少ない少ない経験ではあるが、一つ一つが、自分がこの勉強をしたいと思ったきっかけであり、だから多分これから何かを学んでいくときの「ヒント」になるはずだ。
このブログはそういったメモ書きの役目を果たしたいとおもて始めたのだけど、書いてる端からそういったことが浮かんで、書いているうちに消えていくし、どうにも追いつかない。
でも、仕方ない。
とりあえず、メモできるだけしていこう。
・何度もbedをdebと書いたりする間違いをする中3生女子。
非常に「頭が」よく、集中すると読んでいるものを片端から覚えられるが、ページの順に覚えるので、歴史などは「文化」の項で時代が戻るのが辛い、と言っていた。数学はちゃんとやればテストはクラスでトップクラス。しかし、宿題などを全くしない。集中にものすごく労力を使うのでそれが疲れるから、逃げ腰になるのではないかなぁ、と思う。
・このdebをやる生徒(中3)はその後も時々現れた。これをやる生徒については、ディスレクシアを知ってからはそれを疑った。
これらの生徒に共通するのは、いわゆる「数学的センス」に優れていること。特に図形。さっと解ける。が、驚異的といえるほどケアレスミスも多い。ある女子は、10問の図形問題。よくできる子でも8問解けるところを、「考え方」は10問正解。しかし計算などのミスで、正答は2問。ディスレクシア的認知の持ち主と、計算のケアレスミスは、関係あるのだろうか。