2018-01-01から1ヶ月間の記事一覧
fMRIの観察により、「ある領域でニューロンの機能活動が増加し→その領域で代謝が活発化し→そこで血液が増加」することがわかった。これは、人が文章を読む際にも起こる。 fMRIは磁気シグナルにより、それを観察する。つまり、血液中の酸化ヘモグロビンが、磁…
p78 アンケートを取る時や分類するときの目安になる。 「丸暗記と、言いたい単語を即座に口に出すことは、ディスレクシアの人が最も苦手とするところだ。」 「ディスレクシアの人が何かを機械的にしたり、暗記したりすることができない」、から、「社会の枠…
「音韻的困難が、ディスレクシア児の最も顕著で一貫した目印」 (Overcoming Dyslexia p75) 「ディスレクシアの問題は、デコーディングの問題であり、デコーディングで困っている生徒の場合、アルファベット圏では、現時点では共通した概念として音韻処理と…
ちなみに、日本における英語学習は16cの文法訳読法なんだろうなぁ、と思う。
以前の記事で、3年くらい前に自分の行う学習塾で書いたブログの記事をあげた。そこで二つのタイプの学習傾向を挙げたが、ディスレクシアっぽい生徒のグループをD、そうでない方をUDとする。 で、 日本の学校のにおける授業方法は、ほぼUDを基準に作られてい…
同じ行を何度も読んでしまうので、パソコン画面に透明な定規を当てて読んだことがある。 読解力がないからか? そもそも、ディスレクシアの子の傾向として、同じ行を読んでしまう、というのは、なぜ起こるのだろう?
Coursera 単元2 「ディスレクシアはデコーディングの問題だと概念化されますが、同時に並存して言語的な問題を伴います。発達の面から考えると時間が経つにつれてデコーディングの問題は言語的な発達そのものへの影響を持つことが考えられます。マシュー効…
相変わらず、英単語の4択クイズ(アプリ”みかん”)をやりながら、色々考えてしまう。 とにかく自分は「似たような形をした文字列が並んでいる」と、意味が取れない(日本語)読むのもできてない、と、今日わかった。なかなか「読み」にアクセスしないのだ。…
p 72「声に出さずに文章を読むとき、アレックスは特定の単語が読めなくても、自分の思考力や論理付けによって、前後関係からその単語の意味を推測することができる」 易しい日本語の文章だと、飛び石を跳ぶように読むことができる。ハウトゥーものとか。 で…
ディスレクシアの子は、デコーディングに問題を持つ。 「一方で、皮肉なことに、ディスレクシア児の多くが持つ、複雑な問題を理論的に解く能力や高度の思考能力は、教えられて身につくものではない(私の夫はこう理論づけている。ディスレクシアの子供は文字…
どこかで、dysulexiaの子は、字が下手な子が多い、という記述を見たことがある。そこには、「形の認識がうまくいっていないから」という理由のほかに「字を書くときに使う運動神経がうまく機能していない」というような説明があったと思う。 自分は、「綺麗…
7.脳は外の世界を正しく捉えることができるか? 脳は一定の設計思想に基づいて作られた「機械」ではなく、進化の産物である。生まれながらの脳は外の世界を認知する能力を持たず、外の世界との相互作用によってはじめて、脳は情報処理装置としての性能をチ…
英語を読むとき、目が泳ぐ感じがするが、聞き読みをすると視覚が固定化(ちゃんと文字を追える)する。 多読で「聞き読み」をはじめの頃する。これにはいろんな効果があると思うが(例えば、勝手に読み進められるので、わからないところで止まらず、飛ばし読…
dyslexiaの人は、音化しなくても(文字を分割して音を当てて、続けて読んで、自分の単語倉庫の中にある単語と一致させる=デコーディング)、見ただけで意味をとることができるんじゃない? と思った ことから考えたこと、以下ランダムに。 1。そう考えると…
Uta Frithのモデル 読みの段階は3段階ある 1。表語文字段階(ロゴや絵としての認識) 2。アルファベット段階 3。正字法 生徒たちが、英単語として、difficultや importantを学んだ後、differntや interestingを学ぶと混乱する。 私は、その理由はおそら…
番組を見ながらタイピングしたメモ。(わかりにくいけど、だんだん整理する予定) ・・・・・・・・・・ 見極め より出す のは難しい。何がおかしいの?じゃなくて、相対的な事象の積み重ねだから。認定は困難学習の幅を広げるのが大事塾で、「どのやり方が…
英語はアルファベット言語で、「本質的には話し言葉を視覚的に表した」(基本は音を文字で表した)言語であるから、文字を音素に分けて、その結合から意味をとる、ということが困難を伴うルート(ディコーディング)だ。 このような記述を読見ながら、自分が…
日本におけるディスレクシアの研究がどう生まれ、どう発展し、どう展開されているのか、まだわからないけれど、 Courseraの講義の日本語訳(by エッジ。ありがたい)の末尾にある解説を読んで思ったのは、 きっと多分、二つの系統がある。 一つは、自身の困…
(この本の4章において) 言語系統は自動的・強制的に作動する(聞きたくなくても聞こえるなど) 言語系統 音韻<セマンティックス(語彙や言葉の意味)<シンタックス(文の構成)<ディスコース(語法) ディスレクシアはこの音韻モジュールのレベルで問…
Overcoming Dyslexiaは予備知識なしに読むのは難しい。(4章で思った) 音韻モジュールや音素という言葉や概念が、矢継ぎ早に出てくる。Courseraの講座をじっくりやっていたから、スッと入るけど、そうでなければ、つまづくんじゃないかな。
話し言葉の習得と書き言葉の習得ははっきりと違う。 話し言葉は、自然に学ぶ。 脳内のモジュール(?)で推論できる。 しかし書き言葉の習得は、違う。今までなかった新しい接続を発達させていく。 ▪️Uta Frithモデルの3段階; 1。表語文字段階 2。アルフ…
アルファベットの文字体系は音素サイズの単位を使う。 音素の単位を使わないものもある ∵視覚的な表現をするため 表現言語の存在;マンダリン(中国語の方言(には、視覚的文字にある程度の音としての情報が入っている。 アメリカ人の Max(diBec仙台勤務)…
(いっぱい書いたのに消えた)
日本語訳(P182〜P196) Q1.空間的に自分の位置を定めるのが苦手。体に関する全ての空間概念。しかし、空間の中で外部の対象物(object)を表現するのは得意。 実母 Q4。没入法の効果。他言語の学習が別の言語の学習の役に立つことがある。「音韻解読ルーツ…
CourseraのコースのQ&Aより 「没入法」とは?その言語環境で、他教科を学ぶ。その言語に浸りきった状態。immersion イマージョン・プログラム - Wikipedia
Moocである Courseraの Supporting children with difficulties in reading and writing を受講することにした。 「用語集」とは、このコースの巻末付録だ。 このコースは、一昨年の10月頃に一回登録したのだが、それと同時にアクセスしていたALLEX Foundati…
2014年12月 3日 (水) 学習タイプと教え方の違い 以下のような状況を、同時に抱えている方は、いらっしゃるでしょうか? ・英語と数学どっちが好きかといわれたら、断然数学である。・数学の中でどの分野が得意or好き?と聞かれたら、まぁ図形。・したがって…
2014年7月 5日 (土) 生徒の「学習傾向」を見る視点 「先生。定期テストの数学失敗した!」「ほ~か~。うーん。あのさ、試験中に動揺したこととかなかった?体調ばっちりだった?」「! あのー、1問?いつもはできるやつがこうなるはず、と思ったのが、でき…