音→文字 in Japanese
英語はアルファベット言語で、「本質的には話し言葉を視覚的に表した」(基本は音を文字で表した)言語であるから、文字を音素に分けて、その結合から意味をとる、ということが困難を伴うルート(ディコーディング)だ。
このような記述を読見ながら、自分が、日本語の聞き取り(ディクテーション)が異様に苦手なのは、この理論の中のどこに位置付けられるのかなぁ、と思っている。
これからの学習の先に、音から文字にする話が出るかもしれないが。
日本語は、ひらがなカタカナのみで表記するのでない場合(漢字が混ざる場合)、漢字は、不透明すぎる言葉だ。(ひらがなカタカナは音と文字が一致している「透明な言語」)また、漢字が思い出せない場合、ひらがなで書けるという別の手段を持つ。
だから、音で日本語を聞いた時→意味をとる→置き換えられる言葉を思い出す。漢字が思い出せるかどうかという「倉庫」にアクセス。ダメなら「ひらがな」倉庫にアクセス。
この時、自分の場合、ひらがなアクセスがすごく遅い気がする。
(以上 Overcoming Dyslexia p65を読みながら)