単語と定義は、ぼんやりしていた「認識」をクリアにする。(用語集を読んで)
Moocである Courseraの
Supporting children with difficulties in reading and writing
を受講することにした。
「用語集」とは、このコースの巻末付録だ。
このコースは、一昨年の10月頃に一回登録したのだが、それと同時にアクセスしていたALLEX Foundationの方に道が開けたので、続けていなかったものだ。それをまた始めることにした。
このコースの日本語テキストを入手することができた。
それはNPO法人エッジによって無料で提供されている。courseraの英語の授業は全然わからない、というわけではないけれど、「俯瞰的に見る」力は私にはまだない。日本語だとそれができるから、全体像をまず見るのに、本当にありがたい。一度は読んだり聞いたりしたのに意味を落としているところもたくさんある。まず前書き等を読んだ後、付録(コースではModule oneにある)をじっくり見ている。
わかったこと1。「certification」コースは今は無理。
理由)「児童観察チャート」をなんとかしたとしても、ピアレビューの相互採点(生徒間の採点)ができないから。相手がこの講座をどれくらい理解し、それに基づいてピアレビューをしているかを採点し、所見を書くのは、ハードルが高い。そのうちできるといいなぁ。
わかったこと2。使用される用語を見てその定義を理解することは、”自分でも考えていたけれど曖昧だった事柄”が、固有名詞をつけられ、定義を与えられているものだとわかって、頭の中がスッキリした。
と同時に、自分が思っていたことが、これからどんどん明確化されていくのかと思って、ワクワクと、あと不安がある。不安とは、自分が考えていることのどこまでが回答が与えられていて、どこからが今後の課題として残るか、という作業を、混乱なくやり遂げられるだろうか?という不安がまず一つ。それから、自分の考えることはただの「思いつき」や「初心者にありがちな幼稚な問題意識」であって、とるに足らないものなのではないかということを「思い知らされる」のではないかという不安。
まあ、でも、前者については、丁寧に20年かけてやるつもりでやれば、自分のおつむでも、なんとかなるかもしれない、と思う。
後者についても、わかったことはわかったことで財産になるし、自分が幼稚であってもやりたいことはやればいいだけのことであるから、まあ、いいか、と思ってる。
特に頭がスッキリした用語
Direct Access System
Decoding system
それを踏まえてのPhonological dyslexia(音読能力)
それからSequencing ability(シーケンシング能力)
あとLexicalization error(語彙の錯読)
などなど!